【不動産売買】不動産売却時の仲介手数料は値引きは可能？交渉のコツやデメリットまで解説

不動産を所持している人で売却を考えているのであれば、仲介手数料が値引きになればと思うこともあります。実際には仲介手数料は下限価格がなく値引きすることが可能で、交渉でのコツを知ればうまくいくケースも少なくありません。

媒介契約を書く前に話をしておく

値引きをするということは、不動産会社にとっても利益を少なくすることなので、そう簡単には応じない場合があります。しかし物件を獲得して売りたいと考えているところでは、媒介契約をしなくては扱うことができないので、値引きをしてでも契約をしたい気持ちもあるのも事実です。

不動産の売買では仲介手数料を値引きするのに、この媒介契約を結ぶ前に話をしていくことで、納得のいく結果になります。特に下限価格が決まっていないことも影響して、すぐに物件の売買する権利をもちたちと考えている不動産会社だと、仲介手数料を下げてでも契約に応じる可能性があります。

仮に媒介契約を結んだ後に値引きを懇願しても応じなくなるので、コツとしては必ず契約をする前に話をすることです。このようなケースではデメリットとして、不動産会社との関係が悪くなることも考えられるので、値引きに関して慎重な話をするのもコツといえます。

不動産会社としては物件でも逃すことができないのが、利益率が高い土地を含めた一戸建て住宅や高級マンションなどは獲得した気持ちは間違いありません。もし他の不動産会社にもっていかれると、数百万は丸々損をすると考える為、儲けを出すために皮算用をしています。

売買では心理的に優位に立つために準備をしておくといいのは、他社で行った査定額を提示すると値引きができます。他の会社ではこのくらいの価値を評価してくれたと強気にでることができるのも、査定額がそこよりも低いケースでは値引きに応じてくれます。

他社比較は交渉ではかなり効果的に働きますが、考えないといけないのは下限価格が決まっていない反面、たくさん値引きをしてもらうとデメリットが生じることです。不動産を扱ってもらうと決まったが、経費をかけることができないので、広告数が少なかったりネット広告費用も削られてしまうのも少なくありません。

不動産を売却するための仲介手数料を値引きしたい人は、媒介契約を書く前や他社との査定比較を用意しておくと応じることができます。デメリットにならないようにお互いの尊重できる部分は譲歩して、広告費などにも使ってもらえると売却の成功です。